親と子

私には、子供が2人います。12歳と9歳の男の子です。

男の子ではありますが、学校のことなど話をしてくれるので、会話はあるほうなのかなぁと感じています。

難しさを感じるのは、子供が約束を守らなかった時、いけないことをしてしまった時など、真剣に話をする時です。

「冷静に」と、分かってはいても、気がつけば言い合いになってしまっています。

特に、12歳の長男との関わりには、難しさを感じます。思春期となり、自立心も芽生え、自分の意見を持つようになります。この時期は、親も子も悩む時期なのではないでしょうか。

頭では、「冷静に」「子供の意見を受け入れる」など、どのように接することが大切か分かっているのですが、こちらが伝えたことに対して、「はい」と返ってこないと、そこから始まります。

親の思いがあります。

子供の思いがあります。

「どうしてわかってくれないの」と、親も子も思います。

売り言葉に買い言葉、ああ言えばこう言う…

お互い冷静になれず、ヒートアップしてしまいます。

そして最後は、「いいから、言う事を聞きなさい」と言ってしまう親。

「もういい、どうせ、分かってくれない」と思う子供。

本当に伝えたい思いがあるはずなのに…

 

先日、そのようなことが、父親と長男の間でありました。

納得できずにいる長男。すでにヒートアップしており、何を言っても返ってくる言葉にはトゲがあります。「もう!」と思い、いつもなら私との言い合いも始まってしまうところですが、その時、私の頭の中に浮かんだ言葉は、「冷静に」でした。

いつも以上に、「冷静」でいることを意識してみました。途中、何度かグッときましたが、「冷静に、冷静に」と自分に言い続けました。

そして、子供の話を「聴く」ことも意識してみました。

すると、言い合いになることはなく、子供も落ち着いてきて話をすることができました。

そのことがとても嬉しく、清々しい気持ちになりました。

また改めて、冷静に落ち着いて聴くことの大切さを実感しました。

親子だからこそ難しいことが沢山あると思います。

親の思いがあります。子供の思いがあります。

「どうせ…」と決めつけてしまわず、話したい、聴きたいと自分が少し意識してみると、それは相手に伝わるのではないでしょうか。

そこからまた、コミュニケーションが始まります(^^)

ハート② 大

 

投稿者プロフィール

柴田桃子
柴田桃子
日々の生活の中で、小さな幸せが増えますように。沢山の笑顔が見られますように。心から願っています。

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