私達の生活に非常に身近にあるテレビ。
テレビは、沢山の情報を私達に与えてくれます。
子どもがテレビを見過ぎて困るという家庭も多いのではないでしょうか。
ただ見ているだけで様々な刺激を提供してくれるテレビですが、この感覚が身につき習慣化されてしまうと、受け身的になりやすく、自分から動くことが困難になってしまいます。
例えば、どんな遊びをするのか、空いた時間をどのように過ごすのか決める時に、何をすればよいのか、どう動けばよいのか分からず、身動きが取れない状況になってしまいます。
また、テレビを見ながらの家族間の会話では、テレビから流れてくる音と同じ感覚で聞いていたりするので、話しかけても聞いていなかったり、聞こえていなかったりして反応がない状態になることもあります。
現代は、テレビだけでなく、ゲームやパソコン、スマートフォンなどあり、見続けるという状況になりやすく、視力の低下や睡眠の妨げ、コミュニケーション不足など、悪影響につながる可能性が大きくあります。
ここで、テレビを見続ける子どもへの対処方法を1つご紹介します。
その方法は、「テレビを見る為の決まりを作る」です。
その時に大切なことがあります。
「決まり」を家族みんなで話し合って決める
ということです。
見るテレビ番組のリストを作ったり
テレビを見る時間を決めたり
この時、“特別な場合”や“もし約束を守れなかった時”どうするのかも一緒に考えます。
そして、子どもだけでなく、親自身もテレビと密着した関係を持っていることが多いので、家族全体で守っていけるようにしていくことが大切です。
家族みんなで約束事を決め、家族みんなで守るようにすることで、子どもの意識も高まるのではないでしょうか。
気になったら、やってみようかなと思ったら、まずは試してみて下さい。
子どもがテレビを見続けることには、そうなる背景が何か隠れているのかもしれません。
家族で普段と違う話しをすることは、お互いのことを知るきっかけにもなります。
話し合いだけでなく、話をする場が増えることで、良好なコミュニケーションへとつながります。