彼女は、自分に自信がありませんでした。

周りからどう見られているのか気にしていました。

足も太く見られるのが嫌で、いつも長いズボンばかり履いていました。

 

でも、その日の彼女は、ズボンの裾をちょっと曲げてみようかな、少しだけ足首を出してみようかなと、思いました。

 

みんなに見られるかな。
おかしくないかな。
足首、太く見えないかな。

 

鏡で何度も確認して、
「よし」と気持ちをかためて、
彼女は出掛けました。

 

ドキドキしながら歩きます。

いつもと変わらない風景。
いつもと変わらず、人とすれ違います。
いつもと変わらない…

そう、
彼女は、心配していたほど、周りは気にしていないことに気づきました。

 

もしかしたら、
すごく気にしているのは、
自分だけなのかもしれません。

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