母から電話がかかってきました。
夕飯の準備をしていて出れなかったので、代わりに長男が出ました。

母と長男で話をしていたのですが、長男が笑いながら「違うよ」と言っています。
もしかして…

私の母は、長男と私の声が似ていると言います。
しかも、長男が声変わりしてから言うようになりました。

親子ではありますが、長男は男子、私は女性、正直嬉しくはありません。
どう、受け取ってよいものか…
母は、電話口で笑っています。

 

「そういえば、弟ともよく間違えられてたなぁ」と子どもの頃のことを思い出しました。

小学生の頃は、間違えられることが楽しくて、特に電話では、弟になりきったりしていました。

中学生、高校生となると、だんだん間違えられることが嫌になってきて、恥ずかしく、自分の声が嫌でたまりませんでした。
「きっとみんな、男みたいな声だと思っている」
そう思っていました。

 

今も、やはり気にはなるのですが、前ほど嫌ではなくなりました。
今回も、母に「もう、間違えないでよ」と言いながら、笑っている自分がいます。

それは、「いい声ですね」と言って下さった方がいるからです。

その時は、私の声がいいはずないと思い、「そんなことないです」と答えてしまいました。
ですがその反面、私の声をいいと思ってくれる人もいるんだなと、嬉しい気持ちになりました。

 

自分自身が、嫌だなと思っているからこそ、みんなもきっとそう思っていると考えてしまいます。
ですが、感じ方も受け取り方も思いも人それぞれ。

実はみんなそう思っているのではなく、「いいな」と思っている方がいるということ。
そして、その思いを伝えて下さる方がいること。

 

「いいですね」

そう言って下さる方の思いと自分が嬉しいと感じた気持ちを大切にしてみると、あなたの思いも、今までとは違ったものになっているかもしれません。

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