我が家にある、1冊の本。

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「熊本のむかし話」

 

私の実家に、物心ついた頃からあった本で、子どもの頃はあまり読んだ記憶がありません。いつ持ってきたのか覚えていませんが、いつの間にか我が家にある本です。

 

この本は、熊本県の中の様々な地方に昔から残っている昔話を集めたもので、阿蘇山のお話だったり、方言もそのままだったりと、知らなかったことが知れるとても面白い本です。

中でも方言は、実際に話すのと書いてあるのを読むのでは、全然違うなと感じました。

例えば…(ある物語の会話の一文です)

「気しょくのわるかねえ。あっかうちもどるごつすればよかった
(気味が悪いねえ。明るいうちにもどるようにすればよかった)

時々子どもに読むのですが、会話の部分は、多分よく分からないのではないかと思います。私でも早口言葉のような感覚で、つまってしまいます。

でも、懐かしくもあり、楽しくもあり、熊本を身近に感じる本。

 

調べてみると、今も「読みがたり 熊本のむかし話」というタイトルで、表紙の絵も変わらずありました。

今、我が家にあるのも、何かの縁。
ながーく、長く残っている本。
ずーっと、ずっと残る本でありますように。